ハマボウフウ研究会 会長
佐々木虎男さん
誰よりも地元・根浜が大好きで、根浜のことを愛してやまない方です。
虎男さんの口癖は「俺がやらなくてば、誰がやるんだべ。」
話上手で、色々なことを教えてくれます。チャームポイントはこの笑顔!
根浜海岸は、釜石市の北側、鵜住居地域にあります。
かつては海浜植物が一面に広がる海岸でしたが、震災の影響で多くを失いました。
現在も、復興工事が優先され、海浜植物の保護や復活に手が回っていません。
「このままじゃいけない。」立ち上がったのが、元漁師の佐々木虎男さんです。
「震災で失った景色をとり戻したい。防潮堤の工事が終わったら、浜に植物を植えよう。」
という思いを抱いた虎男さんは、
2014年宝来館の女将さんと「ハマボウフウ研究会」を立ち上げます。
ハマボウフウは海浜植物の一つで、絶滅危惧種に指定されています。
写真は研究会が育てたハマボウフウです。
虎男さんの強い思いに引き寄せられ、
地域の方々を中心に、ハマボウフウ研究会会員は徐々に増えています。
虎男さんは、日々海浜植物の研究・勉強に励んでいます。
全く尽きないお話のネタ!たくさんお話のポケットを持っています。
またの名を根浜のうんちく王と言うとか言わないとか…
「復興はまだ終わっていない、これからが正念場。」
と虎男さんはおっしゃいます
根浜の未来にむけて今やれることを
自らの手で取り組み続けています。
★2016.3.30 『海岸林再生navi』で佐々木虎男さんが特集されました。
http://kaiganrin.jp/news/2016/0329_1391.html