» さんつなスタッフのつぶやきのブログ記事
今日の放課後子ども教室はくりりんのもりでの実施でした!
今年から釜石高校の探求学習のサポート講師をさせてもらってますが、担当している防災ゼミの中に「災害に強い建物」というテーマで取り組んでいるチームがあります。とはいえ関連知識が乏しいことは否めないし、自分も建築業界については無知に等しいので、一級建築士の知人を頼ることに。。。
まずはこちら側の趣旨も説明しなきゃないので、雑談含みで1時間ほど対話をしましたが、めっちゃ気づきが多かったというか楽しかった!!!早く生徒たちに話を聞かせたいモードになりました!!!
特に印象的だったのが「災害に強い建物」は「災害を起こさない建物」であるべきという考え方。
地震、津波、台風、土砂災害、竜巻等々と災害の種類は多種多様な中で、どこに住むかによって備えるべき災害は変わってくることから、それによって建物の構造が決まることはその通り。
それに加えて「災害を起こさない建物」という考え方が必要なのは、近頃の地球温暖化による気候変動によって、大規模な竜巻が発生したり台風がありえない進路でやってきたりと想定外の災害リスクが生じていますが、そもそも我々人間の行動が原因だと考えたときに、建築する建物の構造や使用する資材も含めてCO2の排出を減らす等の環境に配慮することによって、未来の災害を起こさないことにつながります。
「災害に強い建物」は同時に「災害を起こさない建物」であるべきという今回の気づきでした!
(いとう)
[note]
https://note.com/santsuna_ito/n/ndbb517ec8743
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http://santsuna.com/furusato/
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分野によって考え方は多々あれども、過去の歴史や先人たちの歩みを知ったうえで、未来へつながるアクションをおこすことは有効だと感じています。
例えば防災の分野においては、三陸に住み続ける限り大きい津波を2〜3回は経験する宿命なのは過去の事実が物語っているので、「未来のいのちを守る」ためにも過去の事実を知ることで未来へ備えることは必須となってきます。
話は変わって、ちまたにコーディネーターと呼ばれる存在が増えていたり、地域活動に参画する若者が増えていたりすることは望ましい姿だと感じていますが、地域の過去というか、今に至るまでのプロセスを理解しようとせずに、知識や流行のみで理想を語ったりアクションをおこしたりすることは、思わぬ弊害を生むことにつながるんだろうなぁという昨夜の飲み会での気付きでした。
この手の話はいわゆるヨソモノに対して語られがちですが、地元民にも等しく必要だということと、その地域に対しての礼儀作法としてこれまでを知る努力は年齢問わず意識しようよねってことな気がしています。
あ、、、飲み会といっても大規模なものではなくって日ごろ一緒に仕事をしている身内3名での小さな飲み会ですので。。。
(いとう)
[note]
https://note.com/santsuna_ito/n/n51ef8c348473
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実教出版さんが発行する高校現代社会(新訂版)でさんつなが紹介されました😆
Facebookでつながっている友人がアップしているのをみてめっちゃ驚いたんですが、冷静になってメールを検索してみたら2015年2月に担当の方とやりとりしてる履歴がしっかり残ってました。そりゃあ勝手に使われる訳がないですよね。
いずれにしてもめっちゃ感動です(><)
(いとう)
[note]
https://note.com/santsuna_ito/n/n308c07ee0e5b
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三陸鉄道が企画する震災学習列車のガイドを行う様になって2年目となりました。
いまだコロナ禍の影響によって予約が入ってはキャンセルが続く状況が続きますが、そんな中でも今月は2件目のガイドとなります。
そもそもガイドを行うようになった理由としては大きく2つで、
3.11当日に山に逃げてギリギリ助かった経験をお伝えする語り部活動をずっと続けていることと、
釜石の津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」の防災プログラムづくり等の運営に関わっていること。
まぁ津波から逃げる際に撮影した動画が残っていることも大きかったりしますね。
【伊藤が3.11当日に撮影した動画】
http://youtu.be/trw-wfvt7E8
注)津波の映像が流れます
震災学習列車のガイドでお話ししている内容については基本的に以下の3点で・・・
◆自身の3.11当日の体験談
◆釜石の防災教育について
◆三陸鉄道の復興のプロセス
合間でそれぞれ考える問いかけをしてみたり、実話を入れ込んだりと工夫をしながら約1時間話しまくってます!!
ガイドをしながら特に感じているのが、釜石の防災教育についてお伝えする際には、当時の小中学生が受けていた防災教育や逃げ切ったストーリーは欠かせない訳なんですが、津波避難三原則の2つ目の『最善を尽くせ』について説明していると、主語を「津波」から「未来を生き抜くチカラ」に置き換えてもしっくりくる教えだなぁということ。
〜そのとき出来る一番いい行動を自分で考え、それをやり抜く力〜
『最善を尽くせ』を噛み砕いてこの様に伝えていますが、複雑化する予測しづらい未来を生きる若者たちにとって欠かせない能力だと考えたときに、震災時に自分で考えて最善を尽くす行動をとったことで命を守った小学生の行動から学び取ることは多いと感じています。
ということで、三陸鉄道の震災学習列車をご用命の際のガイドは伊藤を指名でお願いします笑笑
(いとう)
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