» 2013 » 10月のブログ記事

オール電化の家も増え、家の中でさえ、火を間近に見る、感じることができない時代。

こういう時代だからこそ、火に触れ、火がどういうものなのかを知ることが大事なのではないかと感じています。

サルが人間に進化した最大のきっかけは生きるために知恵をしぼり、火を扱えるようになったこと。

それができることは生きる根源を学ぶことにつながるのではないかと感じ、

10月5,6日にさんつなくらぶ〜三陸ひとつなべキャンプ〜を実施するに至りました。

参加者は市内の小学生15名、夏のキャンプのリピーターが半分と初めての子たちが半分。

どきどきとわくわくの子どもたちが集まった今回のキャンプのテーマは「火」。

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1泊2日ひたすら、火をたき、ご飯を食べる。

一見、単純と思われることではありますが、だからこそ子どもたちが自主性をもって行動できたプログラムになったと思います

 

例えば・・・

火をたくために、森に行き、柴刈り。

それを使い、火をつけ、その火でわかしたお湯でラーメンを煮る。うまい!! ん??

さっき柴刈りして持ってきた木がもうない!!?これではおやつも夕食も、朝食も作れない。困った・・・

そう理解した子どもたちは、スタッフがなにも言わずとも柴刈りに行こうと言い出しました。

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生きるために、食べる。

食べるために、火をおこす。

火をおこすために、柴刈りをする。

 

まさに生きるために子どもたちは自ら、考え、行動に移しました。

今の便利な生活から考えると、面倒なことだったかもしれません。

でも大人からの強制ではなく、自分たちがやらなきゃと思った時の子どもたちの行動は本能そのものでした。

 

「火は危ないし、恐い?でも便利だし、おもしろい!」

参加した子がふとつぶやいた言葉です。

「危ないから、触らせない。」ではなく、

「知らないから、危ない」のではないか・・・

子どもの言葉を聞き、改めてそう感じ、今回のキャンプの意義を感じました。

 

最後にこのキャンプには柴刈り場所の提供、差し入れ、

様子を見に来てくださった地域の方々やプログラムをディレクションしてくださったNPO法人ねおすの上田さん、

ボランティアさんなど・・・

たくさんの方々に支えられて実施ができました。ありがとうございました。

今後はこういった地域の方々にも登場していただいたり、交流をする場を取り入れたプログラムを展開していきたいと感じました。

(柏崎)

ふるさと

| さんつなスタッフのつぶやき |

って、なんだろう…

最近、そんなことを、よく考えます。

 

転勤族の家庭で育った私は、

幼少の頃から、全国を転々としてきました。

 

各地で様々な人との出会いがあり、

複数の土地での暮らしや文化を経験しながら育つ、

それはそれで、貴重な環境で育ってきたなあって、満足しています。

 

でも、1つの土地に長期間定住したことがないせいもあって、

「ふるさと」という言葉が、

いつも、あまりピンと来ていなかったんです。

 

先月末、

地域づくりにおける先進的な取り組みを行ってきた、

長崎県の小値賀町へ、視察・研修に行かせていただきました。

 

ここで私がいちばん印象的だったのが、

小値賀の人たちが、自分の地元に誇りを持ち、自分たちの島をとても愛しているのが、

すごく伝わってきたことです。

 

会いたい人がいる。

何度も見たい景色がある。

全力で守りたいと思うものがそこにある。

 

そんな場所が、その人にとっての「ふるさと」になるんだなあ、

小値賀に行って

わかったような気がします。

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釜石に来て、7ヶ月が過ぎました。

 

震災により、多くのものを失い、まちの姿は変わったけれど、

そこに根を張り、

脈々と受け継がれてきた文化を守り伝え、

震災前よりよいまちにしようと「ふるさと」を思いながら、

前へ進んでいる地域の人たちに出会いました。

そして私は、これまでよりもっと強く、

その人たちの力になりたいと思うようになりました。

 

だからそう。

もう釜石は、私にとっての、1つの「ふるさと」に、なっているみたいです。

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(橋本)

『復興=誇りを取り戻すこと』
先日、中越へ視察に行ってきました。
3日間の滞在中に印象に残ったのが「誇り」というフレーズ。
中越地震から9年が経過し、
今回お会いした方々は地域への誇りを取り戻し、
震災前よりもよくなった地域に誇りを持ちながら充実した生活をおくっています。

釜石のアイデンティティの一つとして「鉄」は欠かせない存在です。
いわて三陸ジオパークが認定され、橋野高炉跡がジオサイトとして登録されたり、
「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産として2015年のユネスコ世界遺産登録を目指していたり、
釜石の「鉄」に対する注目度は今後一層増していくと思います。

「鉄」の話になると、ものづくりの歴史になりがちですが、
実は、豊かな自然環境や海と山との繋がりなどが密接に関わっているということは
あまり取り上げられて来ませんでした。
自然とともに養われてきた鉄づくりの技術や文化、
それと共に培われてきた暮らしは、実はとても価値の高いことだと感じています。

新しい日本の幕開けを支えた釜石の鉄づくりの様に
震災後の新たな暮らし方を提案できるいいチャンスが釜石にはあります。
これまでのハード整備に頼ったまちづくりではなく
自然と共生しながら、鉄づくりを支えた自然環境を活かし、守り繋ぐことで
地域の誇りを取り戻すきっかけとなることでしょう。

ちなみに橋野高炉跡でもソフトバンクの携帯電話が使える様になったそうですね。

 

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(伊藤)

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