ここ最近の釜石は暖かくてとても穏やかな日が続いています。
4月になって、日々春の訪れを感じている今日この頃です。
わかめ漁の最盛期を迎えた浜も、
夜明けとともに動き出す漁師さんたちで活気づいています。
震災前における国内産のわかめのシェア75%を占めていた、いわゆる「三陸わかめ」ですが、
生活基盤の安定もままならない中で、限られた資源や人手をフルに活用しながら日本の食卓を守っている・・・
そんな一次産業の現場にお邪魔しながら、
長期的なスパンで、一緒に漁業の未来を考えながら関わる「にわか漁師すっぺし!」プログラムを行ない
三陸の漁業を支える人を受け入れています。
現地では若手の部類に分けられる
40代前半の久保さんという漁師さんのお世話になっています。
関わっている中でとてもいいなと感じているのが、世の中で最も基本的なコミュニティの集合体である「家族」が感じられること。
第一次産業の世界では、忙しい時期には家族総出で家業を支えるのが当たり前に続いていますが、
今の世の中はあまりにも多様化が進みすぎて
最も身近にある「家族」ですら疎遠になっている様に感じます。
休みの日には小学校5年生の子どもだって立派な戦力になっています!!
人手や担い手不足が大きな課題となっている第一次産業のお手伝いをしながら
新しい価値観を持ち帰ることが出来る「にわか漁師すっぺし!〜わかめ編〜」は4月いっぱいです!!
興味のある方は、ぜひご一報ください!
(伊藤)
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