2018.6.9
仙台にて、海浜植物Loveな方々と濃密な時間を過ごしてきました✨このネットワークは、震災以前から地元のことを想って活動している方が多いので、震災前後での活動の変化等々勉強になるし、無条件に共感しまくりです!
今回は”根浜ハマボウフウ研究会”としてお声を掛けていただき、主に根浜海岸で行っている海浜植物の再生活動についてお話をさせていただきました。
(震災後初の海開きが7/28だよ!!ってPRするの忘れてた(・□・;))
2部構成で、最初は各地の取り組みについて情報提供。
後半は小グループで5年後をイメージしてワイワイと楽しくディスカッションしましたが、ラッキーだったのが閖上小中学校の校長先生が同じグループだったこと(てか、校長自らこういった会合に参加しているのが驚き!)
一つ印象的だったのが、震災から7年が経った今も、海に一度も行けていない子が閖上にも一定数いるということ。釜石も同じで、昨年夏にインターンに来てくれた釜石出身の大学生(震災当時は小学生)が、活動期間中に行われた子ども海企画のボランティアをしてくれたんですが、実は震災後初めて海に行ったのが6年が経過したこの日で、そのきっかけをくれたのは同じ時期にボランティアに来ていた大学生たち。みんなが行くなら本当は怖いけれども海に行ってみようと決意して行動しました。
これってメディアには取り上げられない小さな出来事かもしれませんが、一つ一つのポジティブな変化が積み重なることも復興には欠かせない要素なはずなので、海に行くきっかけを作ってくれた大学生たちは素晴らしいボランティアをしてくれたと感じています。
これと一緒で、海浜植物を再生する活動が、海に子どもたちが戻ってくるきっかけとなり、5年後には海と普通に接する環境が取り戻されていたらいいなと、今日の会を通して感じました。
(いとう)
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