ふるさと

| さんつなスタッフのつぶやき |

って、なんだろう…

最近、そんなことを、よく考えます。

 

転勤族の家庭で育った私は、

幼少の頃から、全国を転々としてきました。

 

各地で様々な人との出会いがあり、

複数の土地での暮らしや文化を経験しながら育つ、

それはそれで、貴重な環境で育ってきたなあって、満足しています。

 

でも、1つの土地に長期間定住したことがないせいもあって、

「ふるさと」という言葉が、

いつも、あまりピンと来ていなかったんです。

 

先月末、

地域づくりにおける先進的な取り組みを行ってきた、

長崎県の小値賀町へ、視察・研修に行かせていただきました。

 

ここで私がいちばん印象的だったのが、

小値賀の人たちが、自分の地元に誇りを持ち、自分たちの島をとても愛しているのが、

すごく伝わってきたことです。

 

会いたい人がいる。

何度も見たい景色がある。

全力で守りたいと思うものがそこにある。

 

そんな場所が、その人にとっての「ふるさと」になるんだなあ、

小値賀に行って

わかったような気がします。

P1100573-thumb-300x225-1145 P1100709-thumb-300x225-1147

釜石に来て、7ヶ月が過ぎました。

 

震災により、多くのものを失い、まちの姿は変わったけれど、

そこに根を張り、

脈々と受け継がれてきた文化を守り伝え、

震災前よりよいまちにしようと「ふるさと」を思いながら、

前へ進んでいる地域の人たちに出会いました。

そして私は、これまでよりもっと強く、

その人たちの力になりたいと思うようになりました。

 

だからそう。

もう釜石は、私にとっての、1つの「ふるさと」に、なっているみたいです。

写真 (1)-thumb-300x225-1143

(橋本)

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近のコメント