9月1日から9月4日の4日間、さんつなに短期インターンとして来てくれた岩手県立大学の1年生藤井雄聖くん。
ニックネームは”フジセイ”です。
出身はなんと釜石!!
わたくし久保の後輩でございます。笑
4日間の活動でたくさんの気づきや学びがあったようです。
釜石出身の”フジセイ”が見た釜石とは!?
9/3のレポートをどうぞご覧ください!!
今日は過去を振り返った日、これからの未来・夢を語りあった日だったと思う。加えて語り合う場・文献として資料を残す大切さを感じた。
今日の活動は佐須中心で、佐須という地域が歩んだ過去を資料中心ではなく「そこに住む住民の記憶」から学んだ。
佐須の皆さんが話すことは、全く知らないことばかり。住んでいた人間としては恥ずかしくなったが、新しい佐須に出会ったようだった。ただの佐須ではなく、「歴史ある地域の佐須」に、私の中で変化を遂げた。
この変化は佐須への興味心・愛着を強くさせたように思う。
このプロセスが大事なのかもしれない。地元を知ることは意外におもしろいことで、地元を知ると愛着が湧く。それが地元に残ろうとか、帰ってこようという気持ちにさせることに繋がるもしれない。伊藤さんがおっしゃった地域の誇りとは、この今の心のことかもしれないと感じた。
また佐須に住む漁師のお二人のお話にはワクワクした。お二人の話すことは、これから漁業を変える、漁業を発展させる起爆剤になると感じた。ベテラン漁師のお二人は夢を語る若者だった。しかもその夢の実現に向けアクティブに活動していた。こんなことを考えている漁師さんは現在の岩手、ましてや日本にどれほどいるのか。佐須のポテンシャル。高い。
そして今日、今まで祖父とは話もしないような事を活動後の夕食で語り合った。祖父に対する尊敬が深まった。こんな話をすることも、さんつなや尾崎100年学舎の活動に関わらなければなかったと思う。関わらせていただけて本当によかった。きっかけを得たこと、経験できたことがとても嬉しい。また、人との繋がりが一気に広がった。
なんなんだこのインターンシップは。こんな様々な経験・考えを持って活動している方々と知り合うことができるインターンシップは無いだろ!と自信を持って言える。
ついに明日が最終日になってしまった。
最後まで頑張るぞ!!
岩手県立大学盛岡短期大学部
国際文化学科1年
さんつなに来た理由
震災以降、釜石ではたくさんの活動が行われているという印象を持っていた。また、地元の釜石をあまり知っていないことに大学生活をしていて感じていた。釜石を知りたい。その気持ちが強く釜石でのインターンシップで、さらに町づくり、地域おこしのような活動に関わる経験がしたかった。三陸ひとつなぎ自然学校は、釜石の資源を生かした活動を行っており、先に述べたことに合致すると考え、三陸ひとつなぎ自然学校を志望しました!
活動への意気込み
地元の人間なのに地元のことを知らない、分からない。そんな人は案外多い。私自身、釜石を詳しくは知らない。震災はその状況に拍車をかけたと思う、地域コミュニティーが破壊され、その地域にあった様々なものが途絶えようとしている。釜石の歴史、文化、伝統、自然はいかなるものなのか。短期間ではあるがさんつなの活動に加わり、釜石に生まれ育った人間として、釜石に触れたい。
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