この日は鵜住居公民館事業 わんぱく子ども教室の一環として「ぼうさいしょくを学ぼう!」という企画に関わらせていただきました。
東日本大震災から10年を迎える前に災害発生時の避難後の生活について考える機会として今回は「防災食」をテーマに実施。
前半は江崎グリコ株式会社から釜石に地域おこし企業人として来ている大窪さんから「普通の食品と防災食の違い」や「賞味期限と消費期限の違い」などを学びました。
普通のビスコと防災食のビスコはなにがちがうか?について見比べたり、考えたりしました。
今回は感染症対策として食べることはできませんでしたので難易度は高かったかもしれませんが、
みんな真剣に考えていました。
正解は中のビスコ自体に違いはなく、味も一緒とのこと。
違いは「密閉」。
しっかりとした缶で保管することで空気や菌が外から入ってこないように守ってくれているんだそうです。
なるほど。大人でも勉強になりました。
後半はカンパンを使ったおやつづくり実習を行いました。
今回は鵜住居小学校、釜石東中学校に実際に備蓄してある賞味期限が近くなった防災食を活用させていただきました。
期限が過ぎ、使い道がなければ捨てられてしまうことも多いという事実を知り、「ローリングストック」※という方法を紹介させていただきました。
※「ローリングストック」とは、備蓄した食品(賞味期限が近いものから)を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。
日常的に非常食を食べることで常に新しい非常食が備蓄されている状態を保つことができます。
防災食を普段から食べなれておくことでいざいうというときも安心して食べることができるので
「防災食を食べる日」などを各ご家庭で設定して楽しく食べるのもよいかもしれませんね!
そして「どうせ食べるならおいしく食べたい!」ということで今回は釜石高校の生徒さんが考えたカンパンアレンジレシピを紹介させていただきました。
丸めるのがちょっと難しかったかもしれませんが、
火も使わないし、素手を使わずにできるので安全で衛生的にもばっちり!
子ども達も楽しそうに作っていました。
帰りの車でむしゃむしゃとおいしく食べていた!という声も聞くことができ、
うれしく思いました(⌒∇⌒)
「防災」という言葉を聞くと
ちょっと身構えてしまうかもしれませんが、
こういう企画でなどで楽しくおいしく学び、普段から備えておくことでいざというときに活かすことができると感じました。
このような機会をいただくことができ、大変ありがたいことだなと思います。
また機会があれば、次回は高校生と一緒にやれるとうれしいです。
当日の様子は以下で見ることが可能です!
よかったら見てみてください!
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