千葉県浦安市にある明海大学さんの学園祭へお邪魔してきました。
東日本大震災の発生を受けて、2011年から被災地支援ボランティアとして多くの学生たちを送り込んでくださっています。
当初は瓦礫撤去がメインの活動でしたが、2013年には、昔から地元で愛され続けている夏祭り「釜石よいさ」復活の原動力として活躍してくれて、翌年以降も釜石よいさの時期に合わせてボランティアに来てくれており、ここ数年は「To+Uプロジェクト」(トゥーユープロジェクト)という、学生ボランティア団体を立ち上げて活動を継続してくれています。
活動報告会は、学園祭の期間を利用して報告会を行なっていますが、少し残念なのが同じ学生の出席が少ないこと。せっかくいい発表をしてるのだから、もっと多くの学生が聞いてくれればいいのになぁと感じています。
報告を聞いて感じたのが、活動以上の学びを得ているということと、それによって自らの成長を実感しているということ。
実際に活動する時間は限られるので、やれること自体に制約はあるものの、逆に時間が限られているからこそ、一つ一つの出来事に対して、貪欲に吸収して学びに変えようとする意識が働いているといった印象です。
例えば釜石よいさの運営ボランティアは、一見すると夏祭りの単なるお手伝いに見えるかもしれませんが、住民の皆さんが誇りと思っている「釜石よいさ」を継続する原動力に自分もなっていると実感することや、人と人とのつながりが密だからこそ成り立っているし、むしろ自分がその一員だと気づくこと。日常生活において自己有用感を得ることはそれ程ないと思いますので、人の役に立ってお礼をされるという一連の行為を受け入れた時に、人は成長するのだと感じています。
ぜひ来年以降も後輩たちを送り込んで欲しいです!
(いとう)
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